ベラルーシ訪問

福島の中高生が体験した原発災害から復興まで。

2017年7月25日から始まったNPO法人ハッピーロードネット(広野町)が主催するベラルーシ訪問。
ミンスク市のベラルーシでチェルノブイリ事故後の復興の軌跡をたどる今回の訪問は、参加した浜通りの中学、高校生にとって多くの体験と福島が抱える課題を残しました。

帰国後、11月5日(日)日本・ベラルーシ友好訪問団2017報告会をいわきPITにて開催いたしました。福島県浜通りの高校生が、31年前にチェルノブイリ原発事故での被災から復興を遂げているベラルーシ共和国を訪問。そしてベラルーシからも11月1日より大学生が来県。この日、報告会を行いました。「放射能を正しく理解することを全国の教育で」「ピンチをチャンスに」「福島を世界に発信して成長」など子供たちが力強く発表を行いました。
その後「日本・ベラルーシ友好訪問団2017」今回来日したベラルーシの大学生の皆さんが帰国され、てのプログラムが終了。今年1月の準備から始まり、3月のベラルーシ現地視察、4月の募集開始、7月のベラルーシミッション、そして11月の日本ミッションとほぼ1年がかりの事業でした。最終日には、総理大臣公邸を訪れ、安倍昭恵首相夫人に事業の報告及び、意見交換をさせて頂きました。同じ原発事故の被災地である福島とベラルーシ。被災の内容は違えど、これから復興を更に歩む過程で、先進地であるベラルーシから沢山学ぶべき点があるはずです。今後も、前向きな未来に向けた交流が続いていくことを望んでおります。そして、本事業にご支援ご協力頂きましたみなさまありがとう御座いました。
こちらを体験記をまとめた副読本を現在編集中ですので、仕上がり次第サイトにアップ致します。